特定技能1号で介護の仕事をしている人が介護福祉士国家試験を受けられるのは、原則として2回だけです。だからこそ、1回1回を大切に準備することが大事です。
・試験のしくみがよく分からない
・時間が足りるか不安
・日本語が難しそう
そんな声もよく聞きます。
このページでは、特定技能1号の人が、介護福祉士国家試験を受けるときに最低限知っておいてほしい3つのポイントを、やさしい言葉でまとめました。
① パート合格制度について(知っておくと安心)
介護福祉士国家試験には、「パート合格制度」 があります。
パート合格とは?
- 試験は
👉 パートA・B・C に分かれています - 一度に全部合格しなくても、
合格したパートは次の年に持ち越すことができます
ここが大事
- 今回は「午前だけ」「Cだけ」など
目標を分けて受けることもできます - 日本語に不安がある人でも、
あきらめずにチャレンジできる仕組みです
👉 一回で全部取らなくても大丈夫
と覚えておいてくださいね。
② 午前と午後の問題数と時間(1問に何分?)
でも安心してください。
外国人受験者は、試験時間が少し長くなっています。
外国人受験者(特定技能1号の方)は、試験時間が少し長く受けられます。
試験時間と問題数(外国人)
| 区分 | パート | 問題数 | 試験時間 | 1問あたりの時間 |
|---|---|---|---|---|
| 午前 | A+B | 80問 | 150分 | 約1分50秒 |
| 午後 | C | 45問 | 100分 | 約2分10秒 |
| 合計 | A+B+C | 125問 | 250分 | 約2分 |
ポイント
- 午前は スピードが大事
- 午後は 文章を読む力が大事
- 1問に時間をかけすぎないことが合格のコツです
③ わからない問題は、次の問題にいきましょう
試験では、すべての問題を順番にやらなくて大丈夫です。
特定技能1号の人は、すでに介護の現場で働いています。それは、国家試験では 大きな強み になります。
仕事の経験がそのまま使える科目
たとえば、次のような分野です。
- こころとからだのしくみ
(高齢者の体の変化・認知症の症状など、現場で見ている内容) - 生活支援技術
(食事・入浴・排せつ・移動・更衣など) - 介護過程
(利用者の状態を見て、どう考え、どう対応するか) - 総合問題(事例問題)
(実際の場面を読んで答える問題)
これらは、教科書で覚えた知識よりも、毎日の仕事の中で身につけていることが役に立ちます。
逆に、むずかしく感じやすい科目
一方で、次のような単元は日本語がむずかしく、時間がかかりやすいです。ここは日本人にもむずかしいので、「1点だけでも取る」と気持ちを切りかえましょう。
- 社会の理解
- 介護の基本(制度・法律の話)
- 医療的な制度・しくみの説明
おすすめの解き方
- 生活支援技術・コミュニケーション・総合問題から先に解く
- 「見たことがある場面」「やったことがある介助」を思い出す
- 制度や法律など、日本語が難しい問題はいったん飛ばしてOK
- 最後に時間があれば戻る
制度より現場、暗記より経験
これが、特定技能1号の人に合った解き方です。
覚えておいてほしいこと
「制度の言葉がむずかしい…」と感じても、あなたの仕事の経験は、ちゃんと点数になります。
まずは
👉 生活支援技術・介護過程・総合問題
ここを得点源にすることから始めましょう。
まとめ
介護福祉士国家試験は、特定技能1号の人にとって 決してむずかしすぎる試験ではありません。
- パート合格制度がある
- 時間が長い
- 現場経験が強みになる
この3つを知っているだけで、試験への不安はぐっと小さくなります。
毎日の仕事が、そのまま試験につながります。
がんばってください。
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